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第2回 メタボリック症候群 その2 |
内臓脂肪型肥満が大きな要因
前回、メタボリック症候群チェックシートを記述しましたが、結果はいかがでしたか。
第2回では、その要因となる生活習慣や気をつける点についてお話します。
メタボリックシンドロームになる大きな要因として、「肥満」があります。
肥満になると、脂肪組織や筋組織において糖の取り込み能力が低下し、糖代謝に必要なインスリンがうまく働かなくなるわけです。
さらに、肥満は筋肉や肝臓でのグリコーゲン合成酵素の活性を低下させます。
これらの結果から、血糖値が高くなり、インスリン分泌が低下し、糖尿病や高血圧、高脂血症のリスクが高まるのです。
特に、お尻や下腹部などに皮下脂肪がつく「洋ナシ型肥満」に比べて、内臓周りに脂肪が蓄積される「リンゴ(タル)型肥満」の方は、メタボリック症候群になりやすいといわれています。
肥満を判断するひとつの目安として体格指数(ボディ・マス・インデックス:BMI)を算出してみましょう。
日本肥満学会では、日本人の標準値を男女ともに22としています。
これは、統計的に疾患が最も発生しにくく、長生きできる数値を標準値として採用したものです。
BMIの大きい太った人は、糖尿病や心臓病などの発病率が高いとされています。
こんな生活習慣は要注意
□ 間食をよく取る
□ 食事は満腹になるまで食べる
□ 脂っこいものが好き
□ 濃い味付けが好き
□ 塩辛いものが好き
□ 甘いものが好き
□ 緑黄色野菜をあまり食べない
□ ストレス解消にお酒を飲む
□ タバコを吸う
□ 階段を使わずにエレベーターなどに乗ってしまう
□ 定期的な運動の習慣がない
出された食事をもったいないからと言って余計に食べる、寝る前に甘いものを食べる、濃い味に慣れており塩や醤油を余分にかけてしまう、眠れないので毎晩お酒を飲む、少しの運動でも疲れやすく歩くのが嫌い・・・
思い当たる節がありませんか。
上記のような生活を続けていると、動脈硬化の危険因子である「肥満症」「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」を重複して発症する可能性が非常に高くなります。
ではメタボリック症候群にならないためにはどうしたらよいのでしょう。
次回はメタボリック症候群の予防法と改善方法を記載します。
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